「箱の中に腐ったみかんが一つあると他のみかんも腐っていってしまう。」
「3年B組金八先生2」の「腐ったミカンの方程式」という回で不良生徒をミカンにたとえ、不良生徒がいると学校全体が腐敗してしまう。
という伝説的なドラマの内容ですが、中学校の生徒を腐ったみかん扱いするのはどうかと思いますが、会社はビジネスなのでやる気のない人間を腐ったミカンと捉える事は間違っているのでしょうか。
会社の中である腐った人間が周りの人間をどんどん腐らせていくのを自社、他社問わずたくさん目のあたりにしています。
サラリーマンだから?
「サラリーマンなので上司の指示は絶対だから・・・。」なんて言って、何も発言しない人が大勢いるのですが、そういう人達は自分の考えを持っているのでしょうか。
会社の売り上げに貢献する案はもちろん、自分達の待遇を上げる案も何も持たずに上司から指示された事を淡々とこなし、目立たずに過ごしているだけ。
または、影で言っているだけ、上司や同僚の文句を言うだけの何も実行しない人ではないでしょうか。
たとえ上司が間違った指示をしていて、それに気づいていても淡々とやる悪質な人間までいたりします。
そうであればあなたは既に腐ったミカンです。
腐っている物に引き込まれるな
フレッシュな人間は会社に貢献しよう自分のポジションを上げようと、作業を効率化する為の改革案を提示したり、売り上げ拡大の為の施策を提案したりするのです。
上から抑えつけられるのは、納得させられる根拠がないだけ。またその挫折を数回受けただけであきらめてしまったりしていませんか?(上司が本当に腐っている可能性もありますが。)
何か意欲を持って新しい事を始めようとすると保守的な人間からは否定され、逆に変わり者扱いすらされてしまいます。
そういう考えの人達というのは自分がすでに習得しているルーティンワーク作業の中で楽をして生きていきたい人達、あるいは本当にどうしようもない人達だと思うのです。
こういう新たな案が通ってしまうと今までのルーティンが壊されてしまうのが嫌なので
今、どんなに非効率的なやり方をしていても、今が楽、新しい事を覚えるのは面倒だ。などという考えの基に全否定をするなどしてきます。
こうなると、フレッシュな人間の意欲はそがれ、その人間も腐っていくのです。
「こいつらも楽して最低限の金もらえてるなら、ここで自分が頑張っても意味ないや!こいつらのやり方に乗っかろう。」
この考えって腐ったミカンの箱の中と同じじゃないですか。
腐ったミカンは踏みつぶしていけ
就職活動の面談で「御社を選んだ理由は・・・」と、いろいろ話をしたと思います。
嘘でも野望や夢、会社でやりたい事などを語ったと思います。
腐ったラインやグループに乗ってしまうから自分も腐って行ってしまうわけで、フレッシュな人と手を取り、腐っている物を踏みつぶして野望を実現する方が絶対に仕事も楽しいし、今後の成長や収入も見込めると思うのです。
まとめ
まずは、腐っている人を排除してほしいとアラームを上げるのも一つの手段です。
とにかく腐っている物に同調し、自分が腐らないという事を常に意識していると良いと思います。フレッシュな人間で常に固まっている事をお勧めします。
数が多ければ立場が逆転しますからね。
大元で腐っている人って年齢層高めの保守的な人間が多いですね。別な言葉でいうと老害でしょうか。
うちの会社はこの10年の間に老害が理由で大半が腐ってしまいましたが。
私は今、この腐ったミカンを踏みつぶそうとして日々頑張っています。