先日観ていた林修氏(いまでしょ!の人)が出ていたテレビ番組の内容ですが、
学校のテストで「0.05+0.05=」という問題に対し、「0.10」と回答した所、不正解とされたなんていうのを観ました。
正解は「0.1」だそうです。
林氏も以前に「これの何が不正解なのか?」とテレビで公言したところ、学校教諭から指導要綱で決まっている事だから不正解なのだ、余計な事を言うなと叩かれたそうなのです。
この学校教諭からの意見を受けて、林氏は「世界中どこに行ってもこの等式が成り立たないと言われることは無いではないか?不正解にする根拠がどこにあるのか!」とさらに反論していました。
私もそう思います。学校は何を教えようとしているのでしょうか?
いろいろと学校教育がおかしく感じたので考えてみましょう。
学校の授業変じゃない?科目別に思う事
国語
・作者は何が言いたかったのか?という問題
小説などを題材にこのような問題が出されますが、決まった回答に当てはまらないと不正解。
こんなもの読み手の自由な感想があってよいではないですか?
この問題を作成した人の偏見でしかないですよね。入試向け対策ではこの問題を作成した人がどう思うのかを予測した回答案を教えるなんてばかばかしい事をしていますが、読み手の個性を殺していませんかね。
・難しい漢字って必要?
日常生活では出てこないような漢字を雑学クイズみたいなので答えられると頭いい人みたいになっていますが、必要ですかね。
・古文って必要?
興味がある人が学べばよいのではないでしょうか。専門家が解読した内容を説明してくれれば良いと思うのです。
算数・数学
・諸々の公式の暗記
数学が暗記物っていうのが良く理解できないんですよね。
なんでその公式になるのかはあまり教えてもらえないので、私は理解出来なかったしし、興味を持つ事も出来なかったです。
分数の掛け算・割り算
分数どうしの掛け算、割り算っていりますかね?使った事ないです。
サイン・コサイン・タンジェント
設計師とかは必要かもしれませんが一般の人はいりますかね。使った事ないので全く覚えていません。
理科
これも数学と同様ですね。理論の暗記みたいな。
なんでどういう発想からどのようなプロセスでその理論が成り立っているのかっていうのをあまり授業で教えてもらえなかったような。
社会
歴史、地理すべてが暗記物。
雑学がうんちくのネタでしかないですね。
なんで毎回原始時代から始まって、明治時代に入った頃に3学期時間切れでうやむやになるのか。
体育
私は体育だけはずっと「5」だったのですが、基礎体力をつける部分では必要だと思います。
ただ、球技など技術的な要素を教え込むといった事が無いまま試合形式にはいるので、運動音痴の人にとっては厳しかったのでは無いでしょうか。
ドッヂボールなんて運動神経無い人には残酷な競技ですよね。
英語
日本の英語教育はただの単語や文法の暗記でしかないですよね。
だって、日本人が日本語を話しているのを暗記って捉えていないですよね。
会話としての教育要素が全くないと思うのです。
英語で聞かれたら解釈して回答を瞬時にできる様な教育、聞きたい事を英語で聞ける実践教育って出来ないのでしょうか。
こんなこと誰もがわかっているのになぜ改善されないのでしょうか。
まとめ
学校教育がスタートかゴールかという話もこの番組内でしていました。
興味を持たせ、自分の道を選ばせるものなのか。
決まった事を暗記すれば終了というゴールなのか。
私は前者であってほしいと思いますが、振り返ってみると学校教育=暗記でしかない様に思えます。
高校以降になると文系か理系かと選択をする事になるのですが、興味を持った方に進めというよりも私は苦手な方を避けたっていう感じなんですよね。
とにかくこういうものだから暗記しとけば良いという数学や理科の授業が納得できないというか、理解出来ずに苦手意識を持ってしまい文系を選考しました。
先生も個性があるので当たりはずれが当然あるでしょうが、私の教わった理系の先生がものすごくわかりやすく根本から説明をしてくれたのであればまた違った人生になっていたのかもしれません。