釣りにおいて最も重要なのは、腕でもなく、道具でもなく、ポイントが見つけられる事だと思います。なにせ魚がいなければつれないのですから、これが一番重要で一番の課題なのですが、では、どうやって見つけるのか。
ネット検索で釣れているエリアを限定
まず、何をどんな釣り方で釣りたいのか?これを決めたら釣り人の釣果情報などブログやFacebook、twitterなどのSNSから検索すると地域までは特定できます。
しかし、ピンポイントの情報はまではネットでも特定する事は困難です。その場に通っている人のみわかる情報です。
なぜか。
自分が釣れる事を知っているポイントは他の人に知られたくないからです。ポイントを公開する事で釣り人が増え、自分の釣り座が奪われるだけでなく。一部の心無い人によりゴミを置き去ったり、漁師ともめたりとなってくると、そのポイントが釣り禁止となる恐れもあるからです。
どの地域まで検索したら、その中のどこのポイントが当たりかまでは教えてくれないので自分であたりをつけて現地に赴くしかありません。
さらにポイントを絞り込む
ネットで探す
その地域の釣りが出来るポイントはどこなのか?これはネットでも調べる事が出来ます。
ポイント毎に実績のある魚種、そのポイントの中のポイント(どっちに投げれば良いかまで)、トイレの有無、駐車スペースの有無など詳しく紹介してくれているサイトが多数あります。
航空写真で検索
航空写真で釣り場ポイントを紹介している本があります。ここにも対象魚種などの情報を見る事ができます。
暇な時には地形を見て、前回の釣行でここで釣れたからこっちでも釣れそうとか考えながら眺めているのも楽しいです。
また、風が強い時には釣りはやりにくいのですが、地形を把握する事によって、どの釣り場だったら風がよけられるなんて言う事にも役立ちますよ。
現地の釣具屋さんで聞く
地域を特定し、その場所に赴いたら地元の釣具屋さんに立ち寄ってみましょう。
情報元はそのお店の常連さんだったり、そのお店の人がポイントを回って実際に確認していたりする所もありますので、いつどこでどんなサイズがどんな釣り方で釣れたっていう情報を教えてくれます。
ここで数か所にポイントが絞り込めると思います。
現地の釣り人に聞く
絞り込んだポイントをまずは回ってみましょう。
大体釣れるポイントには釣り人が既にいます。そんなときには、「こんにちは、どうですか?」と言えば大抵の人は状況を教えてくれます。
常連さんであれば年間を通していつが良いとか、ここ最近の釣果を詳細に教えてくれます。
逆に釣りポイントでは挨拶をしない方が、気まずい感じになります。ハイキングですれ違う人が挨拶する感じと同じですかね。
話好きの人だと、こないだここで〇〇センチの何を釣ってね~と永遠と自慢話をしてくる人もいます。何回か通うと、名前も知らないのに久しぶり!なんて状態になり仲良くなれます。
最初に声掛けしておくだけで大物が掛かればタモ入れを手伝ってくれたり、ポイントならではの仕掛けを教えてくれたり、余った餌を貰えたりなど良い事が多いです。
実績のあるポイントでも
満潮、干潮。月の満ち欠け。水の温度など様々な要因が釣果に影響します。
この自然現象と併せて実績があるポイントでも釣れる時間と釣れない時間があるのです。基本的には潮が止まった状態では魚は釣れません。
潮時表と併せてポイントを選ぶ。釣行日を選ぶなど。これを理解する事もまた大きな課題の一つで大変難しい所です。
経験をつんで自分で開拓してみる
まだ誰も知らないポイントも存在するかもしれません。といっても、未開のポイントなんてほとんどないですが。でも、ネットにも公開されていないポイントがあるのは事実です。
潮時や潮の流れでどんな時にどんな魚が釣れるのかがわかってくると、航空写真を見ながらここ釣れそうじゃない?っていうのがイメージできるようになってきます。
地図をたよりに自分のポイントを探してみるのも楽しいですよ。そこで釣れた時の達成感は何とも言えない物です。
まとめ
釣りたいのであれば、とにかく現地に通い続け地元の釣果情報を常に入手し、現地でフレッシュな情報交換をし、どういう時にどのポイントが熱いのかというのを経験で学んでいくしかないというのが結論です。
何回が行けばある程度見えてきます。
最初に書いた、ネットでピンポイントは教えてくれないというのはこういった努力を簡単に見ず知らずの人に公開したくないという事もあるという事です。