インターネットが普及する以前には、発売開始当日に買えない事があっても数か月待っても買えないなんて言う事はありませんでした。
今となってはどうでしょう?骨董品でもない物が手に入らない時代です。原始的な経済の仕組みなのでしょうが、どうにかならない物でしょうか。
たまごっちブームの教訓なのか?
私の時代で思いつくのはたまごっちのブームなのですが、当時は50個の入荷に対し、4000枚の整理券が配布される程の異常事態。
この人気で大量生産をしてしまったバンダイは不良在庫を抱え、60億の損失を出したそう。
高額転売商品は需要と供給が崩れているのがそもそもの原因だと思うのですが。 この教訓があり、メーカーは生産を絞っているのでしょうか?
コンサートチケットなどは規制の動き
コンサートチケットなどは定価以上で転売する事がかなり前から問題になっていますね。アーティストが共同声明を出したり、入場時の本人確認の規制が入ったりなど一部では対策が取られています。
任天堂スイッチ
発売開始から2ケ月、某店舗では購入できるかの抽選を受ける為の整理券が朝から配布されていたり、簡単には購入できない状況が続いています。
現時点の転売額は定価+1万円が相場でしょうか。
iQOS
以前は普通にコンビニでも買えたし、ディスカウントストアでは山積みになっていました。アメトークのiQOS芸人放送から1年が経ちますが未だ正規ルートでは楽に手に入る状況ではありません。逆に購入予約がネットになってしまったせいで都合の良い日に並べば買える状況ですらなくなってしまいました。(一部店舗では整理券配布で買えます。)
転売価格は新型が出たおかげで旧型は定価+3千円程度となり、新型だと+2万円が相場でしょうか。
iQOSはゲームやおもちゃなどと違って、ここまでの人気が確立されているのであれば中毒性があるものだし、消耗品なのでもっと大量生産しても大丈夫だと思うのですが。
転売屋が人件費をかけてまで儲けている
並んで購入出来たら5千円というアルバイトを良く見かけるようになりました。大量に人を導入し転売屋に商品が流れています。人件費を払っても定価+2万で売れるのでかなりの儲けですね。こんな状況では本当に欲しい人はかなり厳しいですね。
この5千円で並ぶ人達は自分で売らないのは何ででしょう。
せどりと転売
「せどり」についてはいわば仲卸業として掘り出し物を格安で仕入れて売るものなので良いと思います。
しかし、末端の小売で誰にでも平等に買えるチャンスがある物を買い占めて定価以上で売る行為については問題があると考えています。規制もして欲しいですが、 転売屋から買う人が減るのが一番だと思います。
そろそろ、私のiQOSの寿命が来そうで早く買いたいので思った事を書きました。