使用開始から約10年INAXタイマーというのがありました。INAXのシャワートイレを使っているのですが家の物も発動しました。
電源が高速点滅
普段は便座カバーを上げっぱなしにしたままで使用しているのですが、たまたま便座カバーを締めた所、電源ランプが尋常ではないスピードで点滅していました。1秒間に5回だそうです。
とうとう壊れたか?といっても不具合がある場所はどこもなく、問題ありません。
ネットでマニュアルを調べてみると、点検時期のお知らせというものだそう。
故障でも電源ランプの点滅は1秒に2回、点検時期お知らせで1秒間に5回点滅というのは狂った設計思想ですね。
壊れていなくても点検費がかかる?
この点検、INAXの人がわざわざ家に来てチェックをするそう。で、その出張点検費には約7000円。どこも壊れていなくてもこの高速点滅の解除をする為にこの金額を請求してくるそうです。
もし壊れているなら今時のシャワートイレはそんなに高額ではないので当然新品を選択します。なので、この出張費7000円は払いたくないですね。
公式発表では、このまま使用を続けても問題が無いそうなのですが、1秒間に5回点滅をずっと続けられても気分が悪いので、なんとか自分で戻せないかを調べてみたところある方法があることを発見しました。
高速点滅解除方法
INAXタイマーの解除方法をネット検索すると結構な数が出てきました。やり方は物理的破壊による強制解除。
ジャンパピンを切断するとこの高速点滅を元に戻せるそうで、私もやってみました。
ちなみにうちのシャワートイレの型番は「CW-RS2」です。
1.ジャンパピンを探す
まずはカバーを外して基盤をむき出しにします。電源は外しておきましょう。
奥の両端に1本ずつあるネジを外して、周りからゆっくりカバーをはがしていくと外れます。(ツメで引っかかっている部分もあるのでゆっくりと。)
外すと基盤が現れます。
そうしたら、ジャンパピンの場所を探すのですが、針金がアーチ形になっているものがそのジャンパピンです。
私の型番の物はこの辺りにありました。
ジャンパピンを拡大するとこんな感じです。真ん中のアーチ型になっている針金がジャンパピンです。
他の方がやられているのはニッパーでカットとありましたが、この型番はニッパーが入るスペースがありませんでしたのでハサミでカットしました。
周りに配線があるので、配線も一緒にカットしない様に注意が必要です。
物理的に壊す行為なので、抵抗がありましたがカット後はこんな感じです。
その後、カバーを戻し電源をオンしたところ電源ランプは常時点灯しっぱなしの通常状態に戻りました。
多くの方がやられている方法なので大丈夫だと思いますが、破壊を伴う対処なので自己責任での対応でお願いします。
10年も経っているので新品に買い替えるという手もありますが・・・。