ブラック企業根絶を目指すサイトを運営している方からコメントを頂きました。記事の内容とは全く関係のないコメントだったのですが、気になったし思う事もあるので乗っかってみます。
先日のブログ記事についたコメント
こんなコメントを貰いました。
突然のコメント申し訳ありません。
わたくし嘘のない求人サイトを運営するハルマと申します。
本日はブラック企業根絶を目指す「嘘のない求人サイト」について、おいまこさんの意見を記事にしていただけないかと思いご連絡致しました。
アンチ記事でも構いませんので何卒ご協力ください 求人広告の嘘を信じて入社した人の被害は未だに増え続けています。 中には嘘の求人内容に騙されてブラック企業へ入社して体を壊すまで働かせられ入院した方や求人内容にない仕事を強制的にさせられ使えないと暴言を吐かれ鬱病になった方 その他にも求人内容とは違う給与や待遇の下で働かされていた方など、ブラック企業による求人詐欺被害は枚挙に暇がありません。
私たちは企業の採用情報を最大限正直に公開し、求人広告を見た人が納得して働ける環境を作りたいと考えております。 ゆくゆくは求人掲載の縛りを強くして、ホワイト企業求人のみを掲載していくことを目標としております。
複数のブロガーさんがブログ記事にしてくれたおかげで嘘のない求人サイトは着実に注目を集めつつあります。 閲覧数がほとんどないにも関わらず掲載されているラインスタンプは応援の意図もあり売れています！ 是非ともお願いします！
嘘のない求人サイト https://adelt.jimdo.com/
私の知るブラック企業
という事なので、求人情報から判断できる内容としては難しい部分もありますが私が知っている経験談、聞いた話を含めて少し書いてみます。
社会保険、厚生年金、雇用保険加入するする詐欺
フリーランスが集まって出来たこの会社は、会社形態となった今もその会社の経営陣はフリーランス思想が抜けず、給料＝報酬と考えているのか、保険・年金は給料の中から自分で払いなさいというスタイルを貫いています。
ただし、新規、中途採用となるとこの社会保障がないと入社にあたって抵抗がある応募人財が多い為、「元々フリーなのでこういう考え方なのだが、社会保険、厚生年金への加入手続きを来年度を目途に現在進めている所です。」という嘘。
社会保険、厚生年金は一応加入が義務付けられていているものの、これに逆らっていても特に罰則は無いのです。その為、毎年この嘘をつき続けてもう何年も経過しています。
一応、ここまで来てしまった会社がこれから社会保険、厚生年金に加入しようとした時のリスクも知っているのですが、今回はブラック求人サイトに騙されるなという趣旨なので別の機会にします。
就業規則が都合の良い解釈にころころ変わる会社
就業規則が曖昧な会社があります。少し前に国会で議論されていた憲法９条の様な状態。双方都合の良い様に解釈すると全く意見が合わない規則。当然、雇用側が強いので社員は泣き寝入りするしかありません。
この点は求人サイトからはどうやっても見えない部分なので、早めに確認できるタイミングがあると良いのですが。内定後に確認っていう時に何だこれ！っていう状況になってしまうと並行して活動していた応募が止まってしまうので、こんな会社にあたってしまった場合は痛いですね。
給与規定が開示されていない会社
求人では「賞与あり、昇給年１回あり」などの記載があると思いますが、そもそもどういう昇給があるの？年齢給、職務給？それは基本給なの手当なの？そもそも、いつがそのタイミングなの？これらが曖昧な会社があります。
給与規定が開示されていないので、自分の基本給が妥当な事すら判断できません。
昇給月もわからず、言わないと上がらないとか支給額の決定者にゴマを擦った物が勝ちみたいな雇用側の気分で変わる会社。
会社に対して何も言えない気弱な社員はずっと給料据え置きとか、言ってもなんだかんだといちゃもんを付けて来て、なんなら減給されてしまうなんて言う事も。
給与規定がもしっかり整備されているかも要確認です。
上司の問題
会社の規則はきちんとしている場合でも、無能な上司であったり理不尽な上司である場合がありますね。上にはゴマを擦り、下には仕事を丸投げなんていうひとはゴロゴロしているのではないでしょうか。
こういうのが厄介で、上に掛け合ってもそいつとその上は癒着してますから打開するのがなかなか難しそうです。
残業ゼロはそもそも嘘だけど
これはブラック企業という話では無いと思った件ですが、先日求人を行い応募のあった方の面談を実施したのですが、何社も転々としている方でした。前職を辞めた理由を聞いた所、「残業ゼロと約束して入社したのに残業があった。」と。
残業時間はどの位だったんですか？と聞くと、月に数時間でした。
まぁ、約束したという点では会社側がそんな嘘をついた事に原因があるのでしょうが、月数時間位なら協力してあげても良いのではないでしょうか？さすがに、会社でも急務な事やミスした内容のリカバリはあるでしょうから。これくらいで退職となってしまうと逆にホワイト企業でも採用されなくなってしまいますよ。
残業代が出ないという事であれば問題ですけどね。
若い／かわいい女の子が勝ち
これは完全に個人的な意見かもしれませんが、男性比率の高い会社では若くてかわいい子はブラック企業でも不自由なく働いて行けるのではないでしょうか。
男性はみんな奴隷の様な扱いを受けている中で少しでも女の子に癒してもらいたいと思っているのです。その為、嫌われたくないし、癒してくれる存在に辞めてもらいたくないので皆さんこういう子に対しての扱いは丁重ですね。
ただし、こういう女の子達が何人もいると、今度は女同士の争いが勃発し意外と面倒だったりします。
嘘のない求人サイト
求人情報とは裏腹に、完全ブラック企業だった場合どうしますか。体力、精神的限界を迎えてしまうのもつらい物ですのできっぱりと辞めてしまうのもありですが、転職回数が多いと次回入社時の評価にも悪影響がある事は事実です。
なので、こういったブラック企業の嘘求人情報を減らそうとしてくれているサイトには頑張ってもらいたいですね。
当ブログ紹介して頂きました。
