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「荒くれ漁師をたばねる力」 萩大島船団丸の話

「荒くれ漁師をたばねる力」という本を読んでみました。面白かったのでご紹介です。

概要

山口県萩大島の漁師達、昨今の漁獲量は激減し収入は昔と比べ減っています。

このままでは今後の漁業界、漁師の生活が危ういと萩大島船団丸という会社を立ち上げ、漁業の六次産業化を始めます。

その萩大島船団丸の代表として立つのは24歳の女性、坪内知佳さん。

六次産業化の施策は漁師が取れたての魚を船の上で締め、その魚は数時間後には新鮮な状態で消費者の前へという生産者直送サービス。

漁業といえば普通は男社会。この施策等々をめぐり若い女性代表と荒くれ漁師達とのバトルが始まっていきます。

感想

萩大島とは無縁であったこの女性が漁師達の為、さらには日本の漁業の為にと奮闘するエピソードが泣けたり、笑えたりします。

先日まで放送されていたアニメ、よそ者の人がとある町の町興しの為に奮闘するといった「サクラクエスト」にも似た内容でしょうか。

よそ物でも目的、夢を同じにし頑張っていく過程で仲間となり家族に近い存在になっていく感覚。こんな環境で仕事がしてみたいものです。

この本に出てくる人達が話している動画がありました。こんな見た目が怖い人達と対等にやりあう20代女性ってすごいですね。

【6次産業化の達人】vol.35 萩大島船団丸

ちなみにみなさん見た目は怖くても純粋でいい人達ばかりだそうです。

萩大島船団丸はカンブリア宮殿でも紹介されていましたね。