都内にクレジットカード、電子マネーしか使えないレストランが今月より登場。近い将来1万円札が無くなるという噂もありますが、1万円札どころか現金が無くなっていくのでは・・・。
現金が使えないレストラン
ファミリーレストラン大手のロイヤルホールディングスは6日、飲食代の支払いをクレジットカードや電子マネーに限定したレストランの実験店舗を東京都中央区に開いた。
外食業界で人手不足が深刻化する中、現金を管理する手間を省くことで、店舗運営の効率化につなげる狙いだ。
飲食代の支払いは、店員が席に持参する端末を使って済ませる。注文も席に設置されたタブレット端末を使って行う。オーブンやレンジなどの機能を備えた最新の調理機器を導入するなどして調理工程も短縮する。
作業量を減らし、スタッフが働きやすい環境を整えることで、サービスの向上につなげる狙いがある。引用:讀賣新聞
レストラン側の会計対応、内部での金額チェック、入金作業については合理的だと思うのですが、顧客側にとってどこまでメリットがあるのかですね。
人件費が減る事で、メニュー料金が値下げできるのか?それとも、電子マネー運営での手数料により値下げは難しいのか?この辺りが気になります。
レストランとなると、1,000~2,000円の客単価でしょうからその金額が常にチャージされているのかというところもあり、チャージ金額が足りない場合にはチャージして支払という事が客側にとっては面倒な事。
レストランでの運用はまだ早い様な気がします。もう少し、客単価の低い物を扱う店での実験をしてからの方が良いのではないかなと思います。
「GATHERING TABLE PANTRY 馬喰町店」
今回の電子マネーしか使えない実験店舗は「GATHERING TABLE PANTRY 馬喰町店」。
「ロイヤルホスト」、「てんや」などの系列のイタリア料理店ですね。