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インフルエンザワクチンが無い

ちょっと病院に薬を貰いにいったのですが、受付に張り紙が。

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インフルエンザワクチンありません。

「インフルエンザワクチンが不足しているため、当院での予防接種は受け付けておりません。」と張り紙がしてありました。

私は小学生の頃の集団インフルエンザ予防接種を受けた際、そのワクチンで翌日高熱を出したトラウマがあるため、以降予防接種は受けない事にしてきたので他人毎なのですが、ワクチンの生産が追い付かないというのはどういう事なのでしょうか。

株変更でバタバタ。

流行しそうなインフルエンザを予測し、厚生労働省がそれに合わせたワクチンを作るために培養元の株を選定しているのですが、今年は当初決めた株から途中で変更が入り、製造元での生産が遅れているそうです。

当初の決定ではこれらの株が選定されていました。

A型株
  A/シンガポール/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
  A/埼玉/103/2014(CEXP002)(H3N2)
 B型株
  B/プーケット/3073/2013(山形系統)
  B/テキサス/2/2013(ビクトリア系統)

このうち、A/埼玉/103/2014(CEXP002)(H3N2)が生産過程で大量に作ることが出来ない事が判明した為、亜種の株となるA/香港/4801/2014(X-263)(H3N2)で対応する事となりました。

変更後の株はこちら。

A型株
  A/シンガポール/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
  A/香港/4801/2014(X-263)(H3N2)
 B型株
  B/プーケット/3073/2013(山形系統)
  B/テキサス/2/2013(ビクトリア系統)

当初株の生産量の誤算があったのと株変更での製造によるバタバタで今年のワクチンの生産が追い付かない様です。

効果は2週間後

予防接種により抗体ができるのは2週間後だそうです。そろそろワクチンが出回らないと流行に間に合わなくなってくる時期ですね。