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もう全部機械で良いんじゃない?日本プロ野球でもチャレンジ導入か。 各競技のビデオ判定まとめ

日本シリーズでソフトバンク今宮の神の手なんて話題となったクロスプレーでのビデオ判定ですが、全般的に導入される可能性が出て来ています。

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日本プロ野球にチャレンジ制導入か?

プロ野球で来季から判定に異議がある際に監督が映像による検証を求めることができる制度が導入されることが12日、分かった。現在は審判員が必要と判断した場合のみリプレー映像での検証を行っている。米大リーグで実施されている「チャレンジ」と同様の制度で13日に日本野球機構(NPB)で開かれる実行委員会で正式決定し、発表される。

引用:報知新聞

現在は審判がビデオ判定が必要と判断した場合にホームランと本塁クロスプレーのみ行われていますが、これをチャレンジ制にするかどうかといった競技が行われている様です。

ビデオ判定が導入されている主なスポーツ

判定が曖昧な場合にビデオ判定が既に導入されている競技は下記。

野球

メジャーでは2008年からビデオによるホームラン判定が始まりました。

クロスプレーでのビデオ判定については2014年からメジャーで1~7回まで1回、8回以降2回のチャレンジ制度が導入されました。

日本では審判が必要とした際にビデオ判定が行われています。

アメリカンフットボール/アイスホッケー

NFL、NHLでは当たり前の様に審判主導でのビデオ判定が使われていますね。

モニターがグランドに入って来て審判が集まって確認している場面は良く見ます。

テニス

ビデオ判定は選手のチャレンジ制ですね。1セットに3回まで不服があればビデオ判定を行う事ができます。

ビデオ判定により最初に審判が言った判定を覆せるとチャレンジの権利回数が減らない所が面白いです。

ただ、チャレンジ画像がスロー再生ではなく、CG化されていて誰かが操作しても判らなそうなインチキ臭ささが気になります。

テニスはラインの中に入ったかどうかだけなので審判全面機械化で良いのでは?

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バレーボール

大会によって1セット2回や1試合2回のチャレンジ権利が異なるのですが、テニス同様、チャレンジする事ができます。

こちらも怪しいCG画像ですね。

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サッカー

2012年から一部の大会でゴールラインを割ったかどうかを機械で判定する事が行われています。

さらに、審判が気づかなかった反則を監視するVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)というものが試験導入されています。先日の日本対ブラジル戦での訳の分からないP.K.はこれによるものですね。

普通ならP.K.になんてならなかったはずのプレーが機械が見つけてしまい、審判もP.K.にせざるを得なかったのだと思います。

これはあまり良いシステムではなさそう。

柔道

シドニーオリンピックでの篠原信一の世紀の大誤審騒動を発端にビデオ判定が導入されました。投げ技など一本かどうか?などの場面で使用されます。

ビデオ判定について思う事

明かな誤審でも一度言ってしまった事を覆せないという所に憤りや面白さがあったと思うのですが、日本シリーズでは判定を覆すなど、ビデオ判定を導入した時点で審判が絶対の神話は崩れてしいまっていますよね。

こうなってしまうと、もう最初から全てを機械判定にしてしまえば良いのでは?と思ってしまいます。

 不服な判定に抗議して退場する監督や選手も減って良いのではないでしょうか。