学校の時間割り。英語、数学、国語、社会、体育など1時間程度の単位で強制的に切り分けられパラレルで色々な科目の学習を1日の中で行っていたわけですが、色々な事をやらなければならない時、この時間の割り振り方を今の生活に当てはめてみるのも良いかもしれません。
事案毎に強制的に時間を割り振る
やりたい事、やらねばならない事が複数あり自分では今まで色々パラレルで立ち振る舞う事に自信はあったのですが、ここに来てそのキャパシティをも超えて来てしまっているなと感じています。
具体的には調べ事と考え事です。
調べ終ってタスク化出来ればある程度時間が見積もれるのですが、何をすれば良いのか調べて、考えてタスクに落とすまでというのはどの位時間がかかるのかさっぱりわからないですよね。
そして一番良くないのは、色々な事を同時に行って混乱し頭の中が煮詰まって全ての事案が解決しないまま無駄に時間が過ぎていく事。
無駄な時間を過ごしてしまうとさらに焦ってしまい、思考が停止してしまいます。
こうならない為に学校での時間割りの様に事案毎に時間を区切って何時から何時まではこの事しか考えない、次の何時~何時まではこの事を考えるなど決めてやってみるのも良いかと思い実践を始めました。
前の時間の頭の中はノートに整理をしておき、次のその考えをする時間に見直して続きを検討します。
時間が空く事で煮詰まっていた思考に新たな発想が加わったりなどの期待も持てます。
集中力は続かない
ちなみにこのやり方、学生の頃の夏休みの宿題や受験勉強の際、高校教師であった私の叔父から受けたアドバイスです。
一つの事をずっとやり続ける集中力には限界がある為、休憩を含め気分転換を加えながら進めていく方が結果的に効率が良いという考え方で、このやり方をやっていた時期もあったなぁと思い出しました。
はかどっていても中断
これも上記と併せて受けたアドバイス。
ゾーンに入りとても集中出来ていても時間が来たら強制終了。
考えもまとまり、あと何分かで終了というのがはっきり見えていない限り、色々とアイデアが出て来ていても時間が来たら中断させます。
こうすることで、次のこの事案を考えることが楽しみとなっていて、全体的な意欲が向上するという考え方だそうです。
また、少し時間を空ける事で以前の検討を再考してみると「なんだこの考え方は」っていう事も発見出来たりもします。
ただし、前提は期限に余裕があること。期限が押し迫ったものは当然優先的に捌かなくてはなりません。
強制的に他の事は考えない
意外と一つの物事が他の物事にも関連していて他方の良いアイデアになる事があったりします。
その時に他方の考え事を始めてしまいがちで結局同時に複数の事を考えだして混乱してしまうのですが、それを避ける為に他事案に派生したアイデアは他事案の思考整理ノートに書き留めておき、次の時間割りが来たらその他方の事を考える事にし、今の時間の本題検討に集中していきます。
まだ始めたばかりですが、まずは一つ一つ他に余計な事を考えないで解決していくという手法で混乱しなくなっている様な気がしています。